3分でわかるサンエーの技術

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3分でわかるサンエーの技術

世界初の独自技術で
地球の環境改善に
貢献する

サンエーは2003年に世界で初めて、三井金属鉱業株式会社と共同で尿素水識別センサーの開発に成功し、販売を開始しました。同センサーは、国内の大型トラック・バス向けに現在まで累計12万台が供給されてきました。
日本発の独自の技術として、センサーの検出方法とその製造方法に関する特許(国内21件、海外45件)を保有しています。
サンエーは、センサーの普及に向け更なる製品開発を行っております。

WHAT’S THIN FILM TECHNOLOGY 薄膜技術とは

薄膜技術とは

機能性膜の多層化により複合機能を実現

非常に薄い多数の膜を積み上げて、安定的な機能を実現する独自の薄膜技術を活用したセンサーです。長年の研究により小型化・軽量化を実現し、熱伝導率の微妙な違いを計測できることから様々な分野への応用、活躍する期待が高まっています。

FORTE 薄膜技術の特徴

  • 01

    高純度・高精度な
    成膜技術

    スパッタリングやCVD(化学気相成長)などの技術を駆使し、材料の特性を最大限に活かした高純度な膜を形成します。これにより、製品の信頼性とパフォーマンスが向上し、耐久性が強化されています。

  • 02

    複雑なパターニング
    への対応

    当社の薄膜技術は、フォトリソグラフィーやリフトオフプロセスを活用し、複雑で精密なパターンを高い精度で加工します。特に、貴金属や特殊材料のパターニングにも対応し、広範な製品ニーズに応えています。

  • 03

    高耐圧絶縁膜と
    高信頼性

    半導体デバイスに必要な高耐圧絶縁膜を実現。高電圧下での試験にも耐えうる絶縁性を持つことで、製品の安全性と長寿命化を保証しています。

  • 04

    安定した抵抗膜の形成

    当社のヒーター膜技術では、スパッタ条件と材料を最適化することで、安定した抵抗膜を形成します。これにより、精密な温度制御や高信頼性が求められる製品に貢献しています。

FUNCTION 薄膜技術のプロセス

  • 01

    セラミックウェハ投入

    薄膜工程の第一段階として、セラミックウェハを工程に投入します。ウェハが全ての工程の基盤となります。

  • 02

    Pt工程

    スパッタリング(物理気相成長:PVD)を使用してプラチナの薄膜を成膜。その後、フォトリソグラフィーを用いてパターンを形成し、エッチングで不要部分を除去します。

    Pt工程
  • 03

    層間膜工程

    化学気相成長(CVD)により層間膜を成膜し、フォトリソグラフィーを使用してパターンを作成。その後、エッチングを施し、不要部分を加工します。

    層間膜工程
  • 04

    ヒーター工程

    フォトリソグラフィーを使用してパターンを作成後、スパッタリングでヒーター用の薄膜を成膜し、リフトオフ技術を使って不要な部分を取り除きます。

    ヒーター工程
  • 05

    保護膜工程

    CVDを使って保護膜を成膜し、フォトリソグラフィーでパターンを作成。続いて、エッチングで不要な部分を加工し、製品を保護します。

    保護膜工程
  • 06

    PAD工程

    接続部分(PAD)を作るためにフォトリソグラフィーを使用し、スパッタリングで成膜。その後、リフトオフで不要な部分を除去します。

    PAD工程
  • 07

    ダイシング

    最後に、レーザースクライブ技術を使用してウェハを精密にダイシング(切断)し、最終製品を仕上げます。

    ダイシング

MANUFACTURE 製造技術

長年培ってきた少量多品種量産技術に加え、
全自動化ロボットラインによる大量高品質生産を実現

尿素水品質センサー

少量多品種生産を実現する技術

尿素水品質センサー

全自動化を実現するロボット技術

PRODUCTION CONTRACT 薄膜デバイス技術を応用した
製品の生産受託

お客さまのパートナーとして、
生産受託のご要望にお応えします。

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